資格は活かしてこそ資格ですよね。
とあるびっくりするようなメールがきました。
資格って何かな?アロマテラピーと法律って
きちんと勉強して行かなくてはいけないな・・と
深く考えさせられることが
多くなったのですね。
実は年に数回これに関わるようなご質問や
愚痴メールを頂戴します。
AEAJにしても、NARDにしても
これらはすべて民間の資格ですね。
例え民間資格でもその資格が必要な仕事や
活動の場は必ずあるんですね。これはインストでもセラピストでも
言えると思う。
日々アンテナを張り巡らせて
新しい情報を取り入れて、毎日が勉強ですよね。
もちろん国家資格とは異なるわけですから
その領域を侵してはいけないわけです。
でも例え民間資格でも
『その資格を持つ側の、サービスを必要とする人』は
その資格を指標の1つにするわけです。
例えば、精油専門店やサロンを開業するとき
アロマの専門資格がある人とない人
どっちを使いたいと思うか。
※人柄や人間性は関係なくね。書類審査の段階です。
とっかかりですよね。その人の看板みたいなものですよね。
でもね、実際面接をする時に
日々情報を収集しさらなるステップアップをしているのと
していないのとでは、全く違います。
知識がない資格フリークみたいな人はだめですよね。
例えば、あなたが
リラクゼーションサロンなどに行こうかな?と思った時
NETで検索しますよね。
その時に、そのサロンの施術者ってどんな人かな?
って必ずチェックすると思うんです。
だって下手したらおパンツ1丁で体に触れられるわけです。
どんな経験、知識、資格を持っているか?
認定アロマセラピスト、リフレクソロジスト、整体
エステティシャン経験など
例え民間資格でもチェックするはずです。
その他美容関連の会社で長年研究していたとかね。
アロマでリラクゼーションとか謳っているなら
尚のこと、
精油の専門家なのかどうか?知りたくなるはずです。
さらにはどこの精油を使っているのか?
これは精油が体循環に乗ることをわかっていればなおさらです。
単に香りがいいだけじゃないんですよね。
例えばこんなメールを頂戴しました。
『先日、とあるリラクゼーションサロンなるものに行きました』とね
その方は小さいお子さんがいるので子供も一緒に行ける所を
NETで探して行ってみたそうです。
なかなかないですよね。子供OKのサロンって。
これにもちゃんと理由があります。
その方が行ったのは
施術者は1人の個人経営のサロンでした。
この時点で子供どうすんだって思わなかったのかな?と私はその方に聞いてみた。
経営者からは『大丈夫ですよ~!」って言われたそうです。
実は全然大丈夫じゃなくてリラクゼーションどころじゃなかったそうです。
※大丈夫なのは自分(経営者)が気にしないってことだけでした。
さらに
帰宅したらね、お肌にトラブルが起きたんですって。
多分精油が合わなかったからのようです。
事前に体調の聞き取りと精油の香りを確かめてみた?って聞いたらね。
たった数種類の精油の中から好きな香りを選んだだけだったそうです。
※それが精油だったかも怪しいと今じゃ思っているそうです。
良く良く聞くと、そのサロンのHPにある施術者情報がね
店長名はあるけれど
名前(施術者)がない、持っている資格もない
出ている情報はスキンケアやリラクゼーション
馬鹿高い化粧品に関する広告のみだったんですって。
さらに
いついつマスコミなどに取り上げられた!って書いてあるけど
実際にリンクがない。
それでその方は一応どうしたらよいか相談の電話をしたんだって。
その返事がね、
石鹸で良く洗い流して病院へ!またはステロイドをつけてみて!
だったそうです。
その方もびっくりしちゃってね、ご相談のメールが来ました。
もちろん今これを書くことの了承は得ています。
それでね、私もびっくりしちゃってね
そのサロンのHPを見てみた。
ほんと、何にもないの、施術者情報が。
もちろん資格や経験の記載もなし。
アロマオイルとか書いてるけど
多分、アロマの資格はもちろん知識もない。
流行りだから書いただけ?状態でした。
出ているのは、リラクゼーションのおいしい宣伝だけでした。
高い化粧品の宣伝もね。
しかもマッサージとまで謳っている。
※あはき法に抵触しますね。
このサロンは高い化粧品をローン組ませて買わせようともしたようですが
その情報も書いてないのね。
※これも問題ありですよね。
多分、このサロンの経営者は最悪なケースだと思うけどね。
いろいろな高い機械とかも設置していて
決して安い施術料金ではなかったそうです。
その高そうな機械はまた別料金だったそうです。
その方がね、癒されに行ったはずが
全然癒されなくて、逆にひどい目にあった・・と
愚痴をこぼされました。
実はここまでひどいケースはないものの
時々この手の愚痴メールがきます。
独学セットで知り合った方からも
このブログの読者の方からもいろいろです。
無料アロマ講習会って言うから行ってみたら
ネットワークビジネスの精油を買わされそうになったとか・・
※これが一番多いですね。
さらには、いきなり精油を飲用するように言われたとか・・
これも考え物ですよね。
でね、何が言いたいか・・
AEAJインスト資格なんて独学でも取れちゃうんだから~とか
インストもセラピストも民間資格だから
な~んの役にも立たないじゃ~ん的なことをブログなどに
書いている人もいるそうです。
でもね、やっぱり1つの指標にはなると思うんですよ。
全く知識も資格がなくてもリラクゼーションサロンは開けます。
保健所への届け出もしなくていいんですよ。
自由業として税務署へ開業のお知らせをするだけ。
そんなサロンに行って何かトラブルがおこっても
自己責任的だと泣き寝入りしてしまうこともあるわけです。
そうしたら、行く側としては
やっぱりどこで修業をしたとか
どんな経験があるかとか、資格があるかって
とっても大切な指標になると思うんです。
資格は1つの指標にはなります、でもその後は活かしてこそ資格です。
頑張って活かし、日々ステップアップして経験を積んで
素敵なインストラクターやセラピストになるために
がんばるしかないわけですよね。
そして、アロマの専門家になるならば
日進月歩で研究がすすむ精油の情報収集は
毎日やっていきたいものです。
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