ほんと恥ずかしいんですけどね。ええ
辞めました。びっくりしますよね。ええ
仕事はね楽しかったんですよ。
お仲間のおばちゃんも優しくて
お昼休みも楽しかった。
でもね耳がね、だめだった。ええ
これね、長いよ、奥さん。興味のない方はスルーしてください。
耳がだめって言うのはね。
※昔からこのブログを見てくださっている方はご存じかもしれない。
25歳と31歳の時順番に患った
突発性難聴です。
25歳の時、仕事中突然ぽわ~~~んって
お客さんとの電話が聞こえなくなって
なんか耳に詰まった?とほじったりしても駄目でね。
でもね、その場ではなんとなく治っちゃったんですよね。
1週間位して
やっぱりおかしいって耳鼻科に行ったのね。
その時も薬を出され
毎日点滴だったか?検査に通うように言われたんですけどね。
当時はね、今みたいに突発性難聴って認知度低くて
会社も休めず、だんだん行くのが面倒になって
薬を飲んでなんとなくそのまま。
そして31歳の時は、次男を生んだその時でしたよ。
出産ってすごく体にストレスがかかるんだろうね。
退院してすぐに耳鼻科にいったけどね。
授乳を止めて入院しなさい!それが無理なら
授乳だけ止めて毎日点滴しに来なさい!って
抗生物質だされました。
ところが
乳腺炎になってね、発熱して
そっちの方が苦しくて治療をやめたのね。
でもね、当時はちょっと耳悪いかな?程度で
日常生活は全く問題なかったのね。
ところが、35歳過ぎた頃かな?
どうも気がつくと、TVのボリュームが大きすぎる。
久しぶりに話す友人の声が聞きにくい。
スーパーのレジのおばさんが何言ってるかわからないことがある。
で、大きな病院で検査をしてもらってね。
きちんと治療しなかったわけだから
この状態はもう治りません。
このままだましだましこれ以上悪化しないように
生きて行くしかないです。って言われたわけです。
手術もいまさら治療もできないってね。
あの時はショックでしたね~
このまま全く聞こえなくなるのかしら?なんて
ネガティブな事ばかり考えたりしてね。
で、香川県でよいお医者様と出会い
2年前から補聴器してるわけです。
耳の神経ってね、使わないとどんどん退化して
ますます聞こえなくなるんだって。
補聴器を正しくつけて、いままで聞こえていなかった
音にも触れることで活性化されるんだってよ。
高い高い買い物だったけど
これがすこぶるよろしいのね。
困るのは、会議とか大きな部屋でたくさんの
人が話している時、
声が異常に小さい人
電話(ボリューム調整出来ないタイプ)
雑音が煩いところでの会話。
なので、お仕事のオファーがあっても
躊躇してたわけです。
今回のお仕事は博物館でした。
とっても静かな場所です。
ここなら、私でも大丈夫かも?
社会復帰できるかも?とお引き受けしました。
案の定、騒音もないし
仕事自体も難しくないし
静かなのが幸いして楽しくお仕事してたのね。
でもね、世の中甘く無かった。
総合受付で一人立ちして仕事していた時
内線電話が鳴りました。
総合受付で内線を取るのは初めてでした。
全然聞こえね~~~
人がはなしてるのはわかるのね。でもね、蚊?ってほどの音。
この受付の電話のみ
超古いアナログみたいな電話でした。
ボリューム調節もないような・・・・
もうお手上げ(T_T)
ボリューム調節ボタンを探している間に
電話が切れちゃったのね。
後で、かけてきた人に謝りに行きました。
そして事情を説明し、納得してもらったんだけどね。
その時に、根ほり葉乗り
なんで補聴器?どうしたの?見せて!とか言われてね。
ちょっと、いやかなり、むかついた。ええ
ここで考えたんですよ。
この電話を受ける限り、私はまた
同じことになる。
ここに1つ見落としていた穴がありました。
静かな所だからこそ
展示物を見ている方の
迷惑にならないよう
みんな小さい声でひそひそ話すってことを・・・・
これがもっと重要な電話だったら
みんなに迷惑かける。
昼休みに先輩のおばさんに相談してみた。
どうやら、私が電話を切っちゃった人って
曲者だったようで、よりによってあの人のか?って言われたわけ。
地雷踏んじゃったようです。ええ
「辞めるなら早いほうがいい」
「あなたが、今回のようなことが起こるたびにつらくなるならね」って
「自分にあった仕事は必ずあるはずだよ」
「ここはあんたの耳にむいてなかっただけだよ」と
帰り道、自転車こぎながら
あ~あ、私ってこんな簡単なこともできなくなって
しまったんだな~
って自分で自分が情けなくなって
涙が出ました。
夫に
「ごめんね、勝手に働くって宣言して、やっぱり耳がだめで
今日辞めてきた」って言いました。
彼は
「謝ることじゃない、好きでこうなったわけじゃない」
「そんな思いしてまで働く意味あるのか?」と
つくづく、お気楽主婦で夫に食わして貰っていて
勝手に働きだして、傷ついて、あほな嫁だと思っちゃわけ。
そして何より、私って結局夫に守ってもらって生きてるんだって
大げんかして、離婚してやる!私だって
働けるわい!とか今までは思ってたわけ。
でもすっかり自信消失
香川に来て仲良くしてもらっている友人に
辞めたこと言いました。
彼女にも同じこと言われました。
でね、ここで思った。
やっぱ、自分でやりたいことに向かって頑張ろうと。
転勤するかも?とか考えるのやめようと。
アロマテラピーを
今まで以上に頑張ろうと思ってます。
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